top of page
Ⅶ.アニュス・デイ(Agnus Dei)【神の小羊】
聖体へと変化したパンを信者へ配るために切り分ける際に歌われます。
神に世の平和を祈る聖歌ですが、「死者のためのミサ」である「レクイエム」では、この平和の祈りの部分を死者の安息を祈った「Dona eis requiem(彼らに安息をお与えください)」に変えています。
「神の子羊」とは生贄の象徴であり、すなわち人間の罪に対する贖いとして生贄の役割を果たしたイエス・キリストのことでもあります。
「Agnus Dei, qui tollis peccata mundi(この世の罪を取り除く神の小羊よ)dona eis requiem(彼らに安息をお与えください)」の歌詞が繰り返されますが、冒頭のバス主題は第1曲冒頭で歌われる「レクイエムの主題」に基づいています
bottom of page